発達心理学の視点から子どものを取り巻く最近の問題を取り上げ,議論を深めます。また,発達心理学の学術専門誌から各自が興味ある論文を選び,受講者同士でその内容に関する批評や討論を行います。
心理学は社会科学の分野に属しますが,自然科学的色彩が強い学問です。仮説を立てて,実験や調査を実施し,統計的処理を行って,仮説が支持されたか否かを検証します。そのため,統計学・数学の知識が求められます。教育統計学演習では,記述統計や推測統計を中心に学びます。教育心理学実験や卒業論文を作成するに当たって必要不可欠な授業です。
臨床心理学に関する文献講読や事例検討を通して,学校現場や子どもへの理解を深めます。さらに,各自が関心のある論文の発表とディスカッションを行い,卒業論文の準備を進めます。
カウンセリングの基本的な考え方やカウンセラーの態度,関わり方について,具体例をあげながら解説します。
臨床人格心理学特講,対人関係論特講など
教育心理学実験・検査法
心理学の基礎的な実験及びそれを応用した新たな実験を個人またはグループで実施し,心理学における諸現象を体験的に学習します。あわせて,データの整理,レポート作成,発表と討論などを通して,心理学における実験的研究法を学びます。
さまざまな心理検査を,学生自身が検査者・被検査者の立場で実施し,結果の整理や解釈を行うことを通して心理検査への理解を深めます。